新潟市真砂2丁目
【課題】
・高齢化による孤立
・役員なり手不足
・回覧板を玄関に置く=留守=空き巣の危険
・災害時の被害状況把握、避難先連絡
・近隣トラブル
【使用ツール】
・結ネット
・見守り電球(結ネットで通知受取)

所在地 | 新潟県新潟市西区真砂2丁目 |
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導入先の規模 | 約 620 世帯 |
解決方法
高齢者の孤立防止と見守り
デジタルプラットフォームを通じて、高齢者の方々が多様な情報を容易に受け取れるようになります。また、見守り電球のようなIoTデバイスと連携することで、異常を感知した際には関係者へ自動で通知が届き、迅速な訪問支援に繋げることが可能です。これにより、高齢者の孤立を防ぎ、安心な生活を支えることができます。
役員負担の軽減と連携強化
資料配布やアンケート、決議案の集計といった作業をデータ化することで、役員の事務負担を大幅に軽減できます。さらに、役員間での掲示板機能を設けることで、横の連携がスムーズになり、情報共有や意見交換が活発に行われるようになります。実際にこの機能が頻繁に利用されている実績もあり、役員間のコミュニケーション円滑化に貢献しています。
防犯対策の強化
従来の回覧板を玄関に置くことで発生していた「留守」のサインを解消し、電子回覧板の導入は防犯対策に役立ちます。これにより、空き巣などのリスクを低減し、住民の安全を守ることができます。
災害時の迅速な情報共有と対応
災害時には、安否確認や要救護者の把握、被害状況の写真共有、避難先の確認など、重要な情報をリアルタイムで共有することが可能になります。特に冬場の除雪情報など、地域特性に応じたきめ細やかな情報提供は、住民の安全確保と生活支援に大きく貢献します。
近隣トラブルの円滑な解決
近隣トラブルに関する懸念事項を、班長や会長などの担当者へ他の住民に見られることなく送信できる機能は、住民が安心して相談できる環境を提供します。これにより、トラブルの早期解決に繋がり、地域内の良好な関係維持に貢献します。
その後のフォロー
導入後も、各自治会のニーズに合わせたメニュー作成や、独自の運用に即した自治会専用マニュアルの作成を通じて、地域に根差した活用を支援しています。また、地域の談話室などで開催されるスマートフォン講師として参加要請があれば積極的に応じ、住民の方々からの具体的な質問に直接お答えすることで、デジタルデバイド解消に向けた継続的なサポートを提供しています。